IPv6サブネット計算ツールを公開しました
IPv6のサブネット計算ツールを公開しました。IPv4版とは別のページで、IPv6アドレスとプレフィックスからネットワークの範囲を確認できます。IPv4版も引き続き利用できます。
IPv6の範囲を確認する
IPv6は128ビットのアドレスです。表記が長く、「::」による省略もあるため、見ただけではネットワークの境界が分かりにくいことがあります。このツールでは、入力したアドレスが属するネットワークと、そのプレフィックスに含まれるアドレス範囲を確認できます。
使い方
- IPv6アドレス欄に、確認したいアドレスを入力します。
- プレフィックス長を
/64のように指定します。 - 計算ボタンを押して結果を確認します。
2001:db8:1234:5678::abcd/64のように、アドレスとプレフィックスをまとめて入力することもできます。IPアドレス欄にプレフィックスがある場合は、そちらの指定が優先されます。
計算例:2001:db8:1234:5678::abcd/64
説明用アドレスで計算すると、次の範囲になります。
- ネットワーク:
2001:db8:1234:5678::/64 - 範囲の先頭:
2001:db8:1234:5678:: - 範囲の末尾:
2001:db8:1234:5678:ffff:ffff:ffff:ffff - 総アドレス数:18,446,744,073,709,551,616
/64では、128ビットのうち先頭64ビットがプレフィックスです。残り64ビットの組み合わせがあるので、総アドレス数は2の64乗になります。大きな数も丸めずに確認できるようにしています。
IPv4版と違う点
IPv6にはIPv4のようなブロードキャストアドレスはありません。そのため、範囲の末尾をブロードキャストとして表示したり、総アドレス数から一律に2個を引いたりはしません。IPv6のアドレス体系についてはRFC 4291でも説明されています。
/127に含まれるのは2アドレスで、ルーター間のポイントツーポイントリンクでの利用はRFC 6164に記載されています。/128は1アドレスを表します。プレフィックス長は用途に合わせて判断してください。
分割・ビット表示・コピーも使えます
計算したネットワークを等しい長さのサブネットに分割できます。例えば /64 から /68 への分割は16個です。大量になる場合も総数と最後のサブネットを確認でき、一覧は先頭64件までに絞っています。128ビットの表示や計算結果のコピーにも対応しています。
実際の設定前に確認したいこと
表示する総アドレス数は、あくまで指定した範囲に含まれるアドレスの数です。すべてを機器に割り当てられるという意味ではありません。予約済み・特殊用途のアドレスや、サービス、機器、運用上の制約を確認してから利用してください。
IPv4を計算したい場合は、IPv4サブネットマスク計算ツールを利用してください。用途に合わせて、2つのページを使い分けてもらえればと思います。

